『 野良猫はなつく ? 保護してわかった3つの真実』
そろそろ引っ越しを迎えるオオサワ夫婦ですが、その時ネコはどんな反応するんだろう…と最近よく話しています。
体調を崩すほど神経質な子達ではないと思いつつも、しずくの場合、去年の健康診断に行った時、お漏らしをしていたので、少し心配ではあります。
さて、最近ネコの話題をなにも書いていなかったので、今日はネコの話をしたいと思います。
ブログを始めたばかりのころに書いたのですが、我が家の2匹は元野良猫です。
参考⇨うちのねこの話
野良猫というと、
どうせ懐かないでしょ…
お外に帰りたくなっちゃうんじゃないかなぁ
という話をよく聞きます。
今回はそんな野良猫のイメージに対して、保護してわかった3つの真実をお話していきます。
1つ目の真実:懐くかどうかは飼い主次第(?)
真実といいつつ、?マークなんてつけてしまったのですが、これは正直ネコの性格や、これまでの環境に依る部分ももちろんあると思ったので、(?)としています。
ただ、我が家の元野良猫に限っては、めちゃくちゃ懐いてます。
こんなこと飼い主自身が自信満々に言うことでもないだろと思いますが、めちゃくちゃ懐いてます。(2度目)
どのぐらい懐いてるかと言うと、
「君たちは犬か!?」
ってぐらいです(笑)
- 帰宅するとニャーニャーお出迎え
- トイレもお風呂もストーカーしてくる
- 料理中はそばで待機(何もあげたことはないです)
- ドアの向こうにいる時はドア前で待機
- 寝る時は一緒にお布団
- 隙あらば膝の上
懐いてるポイントをざっとあげてみました。
ネコ飼われていない方だと、ちょっと想像できないかもしれないですよね。(この辺はいずれ動画にしたい…)
もともとチャコは公園にいた頃、通行人にご飯をもらっていたようなネコなので、人懐っこさがありました。
これまで友人が家に遊びに来た時も、付き合い初めのイズミが来た時も、すぐに膝に乗るぐらいの人懐っこさです。
一方のしずくは、生後1ヶ月ぐらいで保護しているので、最初はそこまで人懐っこい感じはありませんでした。
ビビりでもあるので、初めての人が来るとベットの下に潜ってなかなか出てこない、なんてことは何度もありましたね。
でも今はチャコにも負けない甘えん坊で、オンライン会議中も甘えにきてしまうぐらいの懐きようです^^;
もちろん、野良時代が長いネコであったり、これまで人間にいいイメージをもっていないネコだと保護したところで、なかなか懐いてくれない、なんていうことはあるかもしれません。
ただ、野良猫=懐かない というイメージは正しくないと思います。
保護した後、しっかり愛情をもって接していれば、いつの間にか、ネコから来るようになるはずです。
1つ懐いてもらうポイントがあるとすれば、”こちらから行かないこと“です。
「ねこだぁああああ、かわぃぃいいいいい」
なんて向かっていこうものなら、嫌われてしまいます。
もふもふしたい気持ちは、心を許してもらえるまで、必死に抑えましょう。
2つ目の真実:外に出たがることはない
これも正直、ネコの性格や飼い方によって差があるかとは思いますが、少なくともうちの2匹は外に出たがることはありません。
窓から外を眺めていることは多々あるのですが、洗濯や掃除の際に窓を開けると、逆に窓のそばから逃げていきます。(※念の為、網を張って脱走対策はしています。)
様子をみている限りだと、外の世界を怖がっているようにも見えるんです(笑)よく外を野良猫が歩いているからでしょうか?
たしかに保護したての時は、2匹とも窓の近くで変わった鳴き方をしていたような気もするのですが、それはおそらく、自分の目に見えるところに行けないのが嫌だったんじゃないかなと思います。
ネコは基本的に自分のテリトリーを持つ生き物なので、よく部屋の隅々までパトロールをして回ります。
これは自分のテリトリー内に異常がないか、誰か侵入してきていないかなどを確認する行動らしく、そのパトロールをしきれない(窓があって見える範囲なのに行けない)のが嫌で鳴いていたんじゃないかなと思います。
現に今は鳴くこともなくなりました。窓がある=外はテリトリー外 と認識したんじゃないでしょうか?
ネコは居心地の良い場所を選ぶのが得意なので知らないネコに会う可能性があったり、車がうるさい外にあえて行きたがるということは基本的にはないはずです。
ネコの飼い方として、外に行くのを自由にしているおうちももちろんあると思うのですが、これからネコを飼われる方には家の中だけで飼うことをお勧めします!
車があまり走っていないようなところに住んでいるのであれば、外に行かせても良いと思うのですが、それでも事故にあってしまったり、他のネコと喧嘩してしまったり、病気にかかってしまうリスクがあります。
慣れるまでは、窓のそばで鳴くこともありますが、頑張って快適な環境をつくってあげて、家の中だけで満足してもらいましょう。
3つ目の真実:しつけは要らない
これは野良猫に限ったことではないと思うのですが、ネコって基本的にしつけをしなくても大丈夫なんです。
トイレも爪研ぎも、基本的には決まったところでしかしません。
野良猫だったからとはいえ、家の好きなところで用を足してしまう、好きなところで爪研ぎしまくっちゃうなんてことはないんです。
トイレに関しては2匹とも、使い慣れた様子でネコトイレを使い始めていたので、なんだか見ていて不思議な感覚でした。「何にも教えてないのになぁ…」と言う感じです(笑)
爪研ぎは正直ネコの性別にもよるのかなと思います。
うちのネコは2匹ともメスなので、キャットタワーと爪研ぎ器でしか爪を研ぎません。
私も最初はかなり警戒していて、どうやって壁紙を保護する対策をしようかかなり悩んでいたのですが、これまで壁紙をガリガリしてしまったり、ソファに穴を開けてしまったことはありません。
ただ知り合いの家のオスネコは、どこでも爪研ぎをしてしまって、家中が大変なことになっているらしいので、オスだとやんちゃされちゃう可能性はありますね
もちろん、これはペットショップからお迎えしても同じことになるのかなといった感じなので、野良猫だから大変という話ではありません。
オスネコを迎えるときは覚悟しましょう(笑)
ネコを迎えるなら野良猫おすすめです
いかがだったでしょうか?
ネコを飼っていない方には「そうなの?!」と思ってもらえたでしょうか。
途中途中で個体差がある、というお話をしたように、全ての野良猫に当てはまる話ではないとは思います。
ただ、これまで2匹の元野良猫をお迎した人間としては、野良猫だったからといって特段手間がかかったり、懐かないことは全くないかと思います。
野良猫の寿命はなんと3歳らしいです。
※参考⇨https://cat.benesse.ne.jp/withcat/content/?id=18959
事故に遭ったり、病気にかかったり、ストレスがかかったり。
どう考えても今の日本、特に都会の街はネコにとって快適な街じゃないですよね。
ペットショップで見る綺麗な子猫も魅力的ですが、その一方で、雨に濡れ、寒さに震え、喧嘩して怪我をしている野良猫が今も沢山います。
もしネコを飼いたいなと思う方がいれば、よく見かける野良猫や里親募集されている子に目を向けてあげてほしいなと思います。
きっとその子が幸せを招くネコになると思います。
ではでは