『【国産デニム】2年履いたヘビーオンスの色落ち比較!』
こんにちは、ハヤトです。
これまでこのブログでは色々な記事を書いてきたのですが、最も好評だった記事がジーンズの記事です。
↓3年間本気で履き込んだユニクロジーンズをレビューした記事。

↓国産デニム2本を1年間履き込んで色落ちを比較してみた記事。

それなのに、書いていなかった記事があります。
そう、国産デニムの色落ち2年後どうなったの?という記事です。
6月がジーンズとの記念日(購入日)なので半年以上放置してしまったのですが、実は昨年6月の年1回洗濯DAYにも写真はしっかり撮っていました!
というわけで、
今回の記事では、
国産デニムのヘビーオンスジーンズが2年後どんな色落ちになったのかについてお話ししていきたいと思います。
- どのブランドのジーンズを履いたら良いのかわからない…
- ヘビーオンスジーンズの色落ちってどうなるの?
- 国産デニムの魅力って??
そんな方には参考にしていただけるかと思います。
愛用の国産デニムご紹介!
さてまずは僕が愛用している2本の国産デニムをご紹介します。
どちらも購入した日は2020年の6月6日です。
full count 1109 XX 15.5oz

1年前の記事でもこのジーンズ紹介をしているので、詳しくは書きませんが、こちらはフルカウントの定番レプリカジーンズで1番細めのタイプです。
個人的にはダボっとしたジーンズが好きではないので、シルエットが気に入っているというのと、ボタンフライやねじれなどレプリカジーンズらしい再現があって好きなジーンズです。
Japan Blue Jeans J266 16.5oz

こちらはJAPAN BLUE JEANSさんのJ266。『モンスター』と呼ばれるヘビーオンスジーンズでこの266はテーパードがかかっている為、膝下はシュッとしつつ、太もも周りには少し余裕がある感じです。
たしかに16.5ozはだいぶ生地がしっかりしていますが、体感としてはフルカウントの1109よりも毛羽立ちが強く、柔らかい風合いになっているかなと思います。
着用と洗濯の条件

色落ちを見る前に、この2本のジーンズの着用と洗濯の条件をお話ししておきたいと思います。
着用の条件としては、だいたい週1~2回ぐらいずつかなと思います。
1年目は会社員の時期があったのでこの2本をローテしながら毎日着用していたのですが、今は完全在宅勤務のため、平日はほぼ着用していません。
ただ、休日や平日の出かける日はこの2本のどちらかを必ず着用しているので、最低でも週に1回、多くて2回は着用していると思います。
ヘビーオンスなので夏場は着用が難しいのですが、それでも気合いでいけそうな日や短パンで出かけられない場所へは遠慮なくこの2本を履いているので、秋冬限定というわけでもありません。
そして、洗濯条件ですが、年に1回、購入時期に合わせて6月に行っています。もう少し頻度を上げて洗濯してみようかなと持ったのですが、着用回数が減ってしまったので今回も2022年の6月まで洗濯はしませんでした。
ということで洗濯の回数は購入後2回です。(ちなみにどちらの国産デニムもワンウォッシュのものを購入しています。)
洗濯方法については前回の記事に詳しく書いているのでそちらを参照していただきたいのですが、方針としては可能な限り濃紺の藍色を残していき、アタリのコントラストをくっきり目立たせるといった感じです。
国産デニム色落ち徹底比較!
いよいよ2本の色落ちを比較していきたいと思います。ジーンズごとの3年間の変化については後半で解説します!
前全体

着用頻度は減ってしまったものの、ブランドごとにかなり違いが出てきたかなと思います。
Japan blue jeansは「青」にこだわっているということもあって、しっかりめに色が落ちて青色が出てきたかなと思います。
膝部分やヒゲ部分(股下からサイドにかけてのアタリ)はかなりはっきりと色落ちがみられています。
一方の1109XXはJ266と比較するとあまり色落ちしていないようにも見えますが、股の部分からヒゲにかけてのアタリは出てきていますね。膝はそれほど落ちていない感じでしょうか。
fullcountの方が色が残りやすい傾向がみられます。
前拡大

全体を見た時よりも色落ちの差は感じられないかもしれません。
アタリが出ている部分に関してはJ266がはっきり白っぽくなってきているのに対して、1109XXは濃いめの青といった感じ。ただ、1109XXの方がしっかりサイドまでヒゲが伸びているようにも見えます。
1109XXの方が1oz軽いのですが、体感で柔らかいのはJ266。この辺りの硬さがヒゲの伸び方に関係しているかもしれませんね。
前ポケットにはあまり物を入れないようにはしているのですが、それでもマネークリップなどを入れる時があるからか、ポケットに沿っての縦の色落ちも見られますね。

膝部分は一目瞭然ですね。J266がかなり落ちてきています。今後さらに落ちてきそうな感じ。
この辺りは好みかなと思います。どうしても膝をついたり、膝部分が擦れるというのは日常生活の中で仕方がないことなのですが、あまり膝が白くなってくるのは好きじゃないという方はfullcountや他ブランドの方がいいかもしれません。
膝をつかないようにする…というのも1つの手ですが、僕はそんなこと気にしてられないです(笑)そもそもジーンズなんてガシガシ履くものだとも思うので…
後ろ全体

次に後ろ側です。
後ろもそれぞれキャラクターがでてきたかなぁと思います。
両者ともに蜂の巣はでてきていますが、まだまだ大人しい感じ。J266は前側ヒゲ部分がしっかり落ちていたので少し意外です。
1109XXはポケット付近含めて全体的にしっかり色が残っているなという印象です。まだまだ無骨な感じ。
2本とも股部分の色落ちも目立っていますね。バイク乗りではないのですが、普段自転車に乗ることが多いのでそのせいでしょうか?1109XXでは唯一目立つ色落ち箇所かもしれません。

少し気になったのは1109XXの股部分。縫い代?部分の生地の端が裂けています。
あくまで縫い代部分なので、特に使用する上で問題もないですし、これもエイジングと考えると渋いのですが…この後どうなってくるか。
後ろ拡大

ポケット部分も違いが分かりやすく出ていますね。この写真は好みが分かれそうな….
やはりfullcountは濃紺、JBJは濃青というか瑠璃色寄り?の色合いですね。ビンテージ感を目指すならJ266、作り込んでコントラスト強めのアタリを目指すなら1109XXでしょうか。
ベルト部分も違う色落ちの仕方をしていて面白いですね。
ハチノス部分

ハチノスは拡大してもまだまだですかね〜。もっとスクワットしないといけないかも(笑)
この部分だけ見ると結構J266の色合いが『ザ・ジーンズ』って感じで好きだなぁと思います。
国産デニム3年間の変化は?
続いてデニムごとに3年間の変化を見てみたいと思います。
full count 1109XX 経年変化

こうしてみると、履き込んでいくことで形も変わってくるということがわかります。履き始めの2020年はボテッとした印象で野暮ったいですが、徐々にカーブができていってカッコよくなってきています。
そして色落ちに関しては非常にゆっくりではあるものの、1年ずつ着実に変化していますよね。2021年と2022年を比較してみても股からヒゲ部分にアタリがしっかり出てきていることがわかります。

後ろ側も少しずつの変化ですが、全体的に青色が出てきたかなという印象があります。股下付近、そしてハチノスの部分、ベルト部分にアタリがでてきています。
JBJ266と比較すると濃紺のイメージが強かった1109XXですが、こうしてみてみると少しずつ濃紺が柔らかくなって青寄りに変化してきているという流れも感じられます。
Japan blue jeans JBJ266 経年変化

続いてJBJ266の3年間の変化です。こちらもシルエットの変化が見られますね。体に馴染んできているのがわかります。
色落ちですが、2020から2021にかけてはやや鈍い色落ちというか、アタリというよりも全体的に藍色(濃紺)から青系にシフトしてきていたのかなと思います。
そして2022年はこうしてみるとカッコいいですね。非常にメリハリがついた色落ちをしているように見えます。ヒゲや膝部分のアタリが水色っぽく落ちているからこそ、コントラストが綺麗に目立っています。

後ろも同様に、アタリがしっかり目立ってきたのは2年履いた2022年からかなと思います。
ハチノスもまだまだ弱いですが、こうしてみてみると少しずつ確立されてきているような…?
濃淡のメリハリの強さは1109XXより強いかも知れません。
国産デニムの色落ちには個性がある!
ということで愛用の国産デニム2本について着用2年後の色落ちレビューをしてみました。
この色落ち良いな〜と思ってもらえる部分はありましたでしょうか?
個人的には、2年経つとかなりブランドごとの個性がでてきたなぁと感じています。
色落ちが緩やかで濃紺が残りやすいfull count(1109XX)と、青色系でがっつり色が落ちていくJapan Blue Jeans(J266)。
購入時には大きな差はなかったものの、好みを聞いたら意見がわかれそうなほど違いが見られてきています。
一生履ける国産デニムを買いたいと思っている方は今回のレビューを参考にしていただければ嬉しいです。
また次の洗濯時にどんな違いが生まれてくるのか楽しみですね。
ではでは。
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