「【 築60年木造アパート 】の賃貸。住める?住めない?5年住んで実感。」
こんにちは、ハヤトです。
ブログって難しいですね。Youtubeもそうですが、何がみてもらえて、何をみてもらえないのか…まだまだ見極めきれていない状況です^^;
※Youtubeはこちら 「SAWA_LOG」
まあ今はひたすら、「アップしていくのみ!」と気合いを入れて書いていくので、本日もお付き合いよろしくお願いします。
さて、今日は 築60年木造の賃貸って住めるの?っていう話をしていきたいと思います。
オオサワ夫婦の住んでいた、 築60年木造アパート 。
なんでこんな話をするかというと、先日まで私たちオオサワ夫婦が住んでいたアパートが、ちょうど今年で築60年なんです。私は5年、イズミは2年住んでいました。
どんな家だったかというとざっとこんな感じ。
- 内装は全面リノベーション済み
- 床はきれいなフローリング
- 洗濯機室内
- キッチン綺麗め
- 風呂トイレは一緒のユニットバス
- テレビモニター付きドアホンあり
- 綺麗めなエアコン付き
- 都市ガス
- 急行停車駅から5分
- 最寄駅には駅ビルあり(なんでも揃う)
- 角部屋で日当たり悪め
- ほぼ気にならない程度だが電車と車の音あり
本当に内装はきれいで、年数を感じないのですが、1961年に建てられた木造のアパートです。
正直な話、この家に決めた時には少しだけためらいがありました。
耐震強度が大丈夫なのか、古いことによる問題が出てこないのか、などなど。
みなさんのなかにも物件探しの際に”築60年”というと、
おいおい、古すぎんだろー。そんなところ住めないよ
耐震強度とか、セキュリティとか心配だなぁ。。。。
と思って敬遠されている方、結構多いんじゃないかなと思います。
結論、築60年木造アパート は超オススメ!
でも築60年のような”築深”物件が実はめっちゃオススメなんです。
まずはその理由をお話ししていきます。
おすすめな理由①:家賃が安い
おすすめの理由1つ目はまずこれです。
「夢の一人暮らしだぁあああ」とか「新婚生活でウキウキハッピー!」という気持ちで、家賃を奮発してしまう人も多いかと思いますが、固定費は安く抑えた方が絶対良いと思います。
家賃は払い続けても、なんにも残らないですからね。
固定費を抑えて、貯金したり、投資したり、自分磨きに使った方が、良いんじゃないかなぁというのが、私の意見です。
家の立地は急行電車の停車駅から徒歩5分ほど。コンビニもスーパーも5分あれば行けますし、駅ビルや商店街にいけば、基本的に揃わないものはありません。
個人的に気に入っていたのは、周辺に1人でも食事ができるお店が多いこと。
定食屋、ラーメン屋、イタリアン、食事をするならなんでもいける、そんな街です。
間取りは1Kなので、キッチンとリビングが分かれている感じです。
リビングは広めの6畳なので、1人で住む分には十分すぎる広さがありました。クローゼットも広め。
そんな家が、なんと家賃5万円!
地方に住まれてる方はイメージつきづらいかもしれませんが、都心まで15分くらいの駅近で家賃5万はなかなかないかと思います。
これも他ならぬ”築60年”の恩恵かなと思います。
おすすめな理由②:ペットが飼える
“築浅”物件ならぬ、”築深”物件あるあるなのが、ペットの飼育が”可”なんです!
これは、今回物件探しをしていたなかでも実感したところです。
湘南エリアでとても立地の良い古めの物件がもともとペット可とはなっていなかったのですが、問い合わせてみたところ許可が出るなんてこともありました。
一方でやはりあたらしめの物件は、ペット飼えないところが多い印象です。特にネコは厳しいような気がしました。
まあ考えてみたら当たり前ですよね(笑)
自分が不動産経営していて、新しくアパート建てたら、臭いがついたり、ぼろぼろにしそうなネコを飼おうとしている人には貸したく無いですもん..^^;
オオサワ夫婦が住んでいた築60年の家は駅近でペット可。
もともとチャコを保護する気で、物件探しをしていたので、この家賃で猫が飼えるのはとてもありがたかったです。
まだまだネコ飼育可な家は見つかりにくいので、ネコ飼いたい方にはおすすめです!(もちろん犬も!)
おすすめな理由③:柔軟性があることが多い
これは正直大家さんや管理会社さんに依る話かなとは思うのですが、何かあった時に対応してくれる柔軟性があるかなと思います。
私がお世話になっている管理会社さんはとても対応が良く、家のどこかに不具合ができた時にはすぐに業者を呼んでくれたり、照明が壊れた時にはすぐに新しいのを買ってきてくれたりと、家が古い分困らないようにと対応をしてくれました。
引っ越してきた当時、初めての一人暮らしだった私にはとても心強かったのを覚えています。
又、途中で同棲することとなった際に「2人で住んでも大丈夫ですか?」という話をすると、「これまで問題なく住み続けてくれたから」と承諾してもらうことができました。
比較的新しい物件でもこういった柔軟性がある大家さんや管理会社さんはいるとは思うのですが、古い物件だからこそ交渉しやすいという点はあるかと思います。
もちろんあったデメリット&攻略法
さてここまでお話ししてきた通り、基本的には超おすすめな築60年の物件ですが、やはり古いなりのデメリットもあります。
ここからは住んでいて実際に感じたデメリットの部分と、どうやってそのデメリットに対応してきたのかをご紹介していきます。
デメリット①:色々壊れやすい…
⇨解決法:大家さんを呼ぶ or 頑張れば治せるところも
冒頭でもお話しした通り、基本的にはリノベーションされている物件なので、見た目は綺麗になっているのですが、備品はそれぞれ老朽化していたりします。
住んでいて壊れたのは、
- リビングの照明の紐切れる ⇨ 大家さんが照明ごと交換してくれました
- トイレが流れっぱなしになる ⇨ 前の住人がペットボトルをタンクに入れていたせいで… これもすぐに業者さんを呼んでいただけました。
- ドアホンつかない ⇨ ドアホン自体は新目のものなので物件の古さとは関係ないと思いますが、これもすぐに業者さんを呼んでいただけました。
- 洗面台と壁の接合部に溝が ⇨ これも業者さんを呼んでいただけました。
- クローゼットの扉が外れる ⇨ 大きい扉なので一苦労でしたがはめ直せば問題なし
- シンク下の扉が外れる ⇨ これは接着剤で補修しました。
- 壁と壁の間に隙間が… ⇨ パテで埋めて対応しました。
こうやって書いてみると沢山ありますね。
でもほとんどすぐに業者さんを呼んでもらえたり、直してもらったりしたので、そんなに大変だったかというとそうでもありあません。
まあこんなもんで家賃が安く済むなら全然許容できちゃう範囲ですね。
デメリット②:冬は寒い…
⇨解決法:全力で工夫する(笑)
これが寒さ嫌いの私には大きかったですかねぇ。築60年までいってなくとも木造の日当たり悪いアパートなら寒いもんなのかなとは思いますが、クローゼットのなかとかよく分からんところから冷気を感じる冬は辛かったです^^;
どんな対策で乗り切ってきたかというと、
- ドアには隙間テープ
- 窓にはプチプチシートを貼り付け
- 床は断熱シートを敷いて、上にコルクマット
といった感じです。窓にプチプチは完全に見た目を捨ててますが、窓の隙間風がひどかったので、我慢して貼り付けてました。
本当に寒さ嫌いなので、冬が来るたびに「早く引っ越したいなぁ」とは思ってましたが、今年でなんと6年目(笑)それだけ冬を乗り越えてきたということは、そんなに問題じゃないのかもしれません。
デメリット③:壁の薄さ
⇨解決法:学生時代を思いだす
正直他の木造物件に住んだことないので、もしかすると木造=こんなもの、なのかもしれませんが、かなり壁が薄く、隣の人の話し声は響いてきます。何を話しているのかまでは聞き取れません。
住んでいるエリアは学生さんが多い街なので、過去には隣に学生さんが住んでいた時もあり、その時は夜中まで話し声や笑い声が響いてきてました。
時間帯によってはもちろん気になっていたのですが、思い返せば自分も大学時代友達の家で騒いでいたなぁ…と思い出したり、うちも猫が騒がしいかなぁと思って、心を静めていました。
こればっかりは壁を厚くするわけにはいかないので、気になるなぁという方は避けた方が良いかもしれません。
デメリット④:もちろん出てくる虫さんたち
⇨解決法:元を辿り、徹底的に対策をする
なんていっても築60年の物件です。そりゃあ虫も出ました。
これまで出た虫は、ゴキブリ、ムカデ、クモ、コバエ、ハサミムシ、ナメクジとまあバリエーションも豊富です(笑)
うわ、そんなんじゃ絶対住めないよぉぉぉ。。。。
と思うじゃないですか。
でもそれぞれ、ちゃんと元を辿って、対策してあげたので、今はほぼ何も出てきません。それに、回数でいくとうちは全然でていないほうかなと思います。
知り合いの家の話を聞くと、毎年毎年ゴキブリと戦っているような話を聞くのですが、我が家にGが出たのはほんの数回です。
ナメクジやハサミムシもおそらく床と壁の隙間から侵入してきていたので、パテで隙間を塞いだところ、それ以来でてきません。
私も虫が得意ではないので、侵入される度に不快だったのですが、徹底的に対策すれば目にすることがなくなります。
築60年木造アパート 住んで全く後悔なし!
いかがだったでしょうか?築深物件も候補にいれてみようかなと思っていただけたでしょうか?
私は5年間築60年の物件に住んでましたが、全く後悔はありません。
引っ越す今となっては、こんなに安く住ませてもらって感謝しかありません。
「住めば都」という言葉がありますが、内装や設備は工夫次第でどうにでもなります。
他にも工夫して築深物件に住んでいる方はたくさんいるので、例えば“ユニットバス おしゃれ”とか調べると、良いアイデアがいっぱいでてきます。
ぜひ家賃安くて好条件の築深物件も候補にいれてみてはいかがでしょうか?
ではでは
※1K6畳にどんな風に同棲していたかはこちらからもチェックできます!