『【 ユニクロジーンズ 最強説】3年がっつり履き込み!色落ちレポートとその洗濯方法】』
こんにちは、ハヤトです。
在宅ワーク中心の生活になり、すっかり洋服を買う機会も減ってしまいました。
もともとあんまり洋服を買うタイプではないのですが、気がついたらパーカーばっかり着ている毎日で少し悲しくなります^^;
そんな私が好きなのが”ジーンズ“です。
無骨でラフに扱えるアイテムながら、シンプル綺麗めコーディネートのアクセントにもなり、なにより経年変化して味わいが増していくのが本当にたまらないんです。
今は出かける時の95%がジーンズとなっている私ですが、そんなジーンズ好きとなるきっかけをくれたのが、 ユニクロジーンズ だったんです。
今日はその ユニクロジーンズ の魅力について書いてみたいと思います。
ユニクロのセルビッジジーンズ
ユニクロにもいくつかジーンズの種類があるのですが、今回お話しするのは、セルビッジジーンズについてです。
細かい説明はここでは省略するのですが、セルビッジジーンズとは、旧式の力織機を使い、いわゆる”耳”の部分が出来るジーンズのことを指します。
高速織機と呼ばれる他の多くのデニムを生産している機械と比べて、手間がかかり、生産スピードが遅く、生産量は多くありません。
しかし、その風合いが圧倒的に良く、ジーンズ好きとして穿くならこのセルビッジジーンズを選ぶことが多いかと思います。
そんな本格的なジーンズ生地を世界的にも有名なデニム生地メーカー、カイハラ社から買い、作られたのが、ユニクロのセルビッジジーンズなんです。
しかもですよ、値段がなんと
¥3,990 (2021/3月時点)
驚きじゃないですか?(笑)
やばいですよね。
“本格的“っていう商品にとことん弱いのは私だけでしょうか。
当時俄かジーンズ好きだった私は同時期になんと3本も購入しました。(笑)
そしてその時期から、あのスティーブ・ジョブズがタートルネックだけを着たように、私も白シャツ×ジーンズだけでの暮らしを始めたのです。(この辺のこだわりについて話すと長くなるのはまた後日記事にします。)
つまり、冬はもちろん、夏の暑いなかも、ユニクロのジーンズと駆け抜けてきました。
当時はコーヒーの焙煎をしていたので、室温40℃に迫る環境でも、ユニクロジーンズとともに戦ってきました。
苦い思いも、悔しい涙も、嬉しい気持ちも、あの日食べたラーメンの汁も、きっと染み込んでいるかと思います(笑)
色落ちレポート(全体編)
ここからはそんな私が苦楽を共にしてきた3本を惜しげも無く?紹介していきます。
本当ならbefore/afterにしたかったのです、beforeを撮り忘れてるので、ユニクロのページを参考にしてくださいm(__)m
⇨https://www.uniqlo.com/jp/ja/products/E430270-000/00?colorDisplayCode=69
(これのnavyですね)
ではいきましょう!
No.1
まずはNo.1 。2017年4月購入です。
なんか下に見切れてるんですが、お気になさらず…(笑)
どうですか、この色落ち具合!
まずこのブルーが綺麗ですよね。カイハラ社のデニム生地に出るこの綺麗なブルーは世界的にも注目されていて、”カイハラブルー“と言われるそうです。
焙煎作業でしゃがんだり、膝に手を着くことが多かったので、膝上はかなり強めに色落ちしてますね。
その影響で、腿の付け根あたりに出る”ヒゲ“と呼ばれる部分は若干わかりにくかも?それでもしっかりと出ています。
これはスキニータイプだったのですが、内太ももあたりには”下りヒゲ“がしっかり出てますね。
膝裏の”ハチノス“は若干この写真だとわかりづらいかも?でも、個人的にはちょうどいいぐらいに思えます。(パーツごとの写真は後ほど…)
No.2
では続いてNo.2 こちらも2017年4月購入です。
実は3本のうち、さきほどのNo.1だけが28inchで、他のNo.2,3は27inchと最も小さいサイズで購入しました。(たしか当時はネットでしか買えなかったサイズ)
その違いがあって、若干シルエットも異なりますよね。個人的には上に白シャツ、ジャケットをきていたので、細身のもののほうが相性が良かったような印象があります。
もちろん全体のブルーの出方は同じですが、色落ち部分はよりタイトに履いていたんだなぁという印象ありますよね。
こっちのほうが各部位の色落ちがわかりやすいかもしれません。
お気づきの方もいるかもしれませんが、前の右ポケットにはいつもポケットwifiの端末を入れていたので、その跡がしっかりでています。
ここは1つこだわっていたポイントで、基本的には他のものは入れないようにしていました。
No.3
さて最後にNo.3です。これだけ2017年10月購入と若干短めの着用期間です。
穿いた期間の差は約半年ですが、No.2と比較すると、まだまだいけそうだな、という感じありますよね。
もちろんNo.2も破れとかないので、まだまだ穿けると思いますが。
各部位ごとの色落ちもやや甘めです。
No.1と比較すると、まだ元のNAVYが若干残っているようにも見えますよね。裏側の太ももより下部分。
とはいえ、このぐらいの色落ちでも十分かっこいいですよね。
白くなりすぎると、どうしてもカジュアル感がでてきてしまうので、このぐらいがいいなっていう人もいそうです。
色落ちレポート(パーツ別編)
それではここからはパーツ別でみていきます。
前ポケット
ずっと、ポケットwifiを入れ続けた部分です。
本来はコインポケットと呼ばれる、ポケットの中の小さいポケット(もちろんユニクロジーンズにもついています。)にコインを入れ続けたり、zippoを入れ続けたりして、色落ちを楽しむらしいのですが、コインも使わなければ、タバコも吸わないので、ポケットwifiでのエイジングをさせてみました。
ジャケットやコートで擦れる部分なので、かなり色落ちしていて、個人的には気に入っている部分です。
ただ、ヒゲの部分に少しかかってしまっているので、ヒゲをきれいに出したい場合はポケットには物をいれないほうが良いかもしれないですね。
ポケットの口の部分もいい感じにエイジングしてますね!
チャック部分
チャックの凹凸で色落ちする部分です。特段気にしてエイジングさせた部分でもないですが、こういう細かい部分の色の落ち方、劣化の仕方はなんとも男心をくすぐるものです(笑)
下りヒゲ
ここのシワも正直色落ちしてくるまでは気にしていませんでした。
でもこのジーンズの色落ち部分ではこの下りヒゲが一番綺麗に縞が出ていて、かっこよいんですー。
たまらない…
ベルトループ
ひゃーーかなり、擦れてますね。
そのうち補修することになりそうな部分ですが、こんなエイジングも魅力に感じてしまうのは、もう一種の病気でしょうか。
はき込んでる感があって良いですよね。
後ろポケット
色がたまらないですよね、ほんとに。これもともとは濃紺だったんです。
もちろんポケット部も擦れてきています。もっとボロボロにしたいなぁなんて思ったりも。
裾
裾は基本ロールアップして穿いていたので、アタリが出ず。
でも他の部分のエイジングを見るに、普通に穿けばいい感じになりそうですよね。
ハチノス
“ハチノス“と言えるような感じではないですが、しっかり縞がでています。
もう少ししっかり出したかった気もしつつ、穿いてみると意外に目立つので、悪くないかなといった感じです。
カイハラデニムの特徴の縦に色落ちする縦落ちもしっかり見えてますね。(縦に色が落ちること)
洗濯方法は?
さて最後に、私がどんな洗濯方法で穿いていたかをお話ししたいと思います。
デニム愛好家たるもの、こだわりの洗濯方法が1つは必ずあると思うのですが、私の洗濯方法は次の感じです。
洗濯頻度:2ヶ月に1回
どちらかというと多いほうだったかなと思います。
本来であれば、自分にあったシワをつけたり、濃淡差をつけたりするためにもう少し間を開けてもいいのかなと思うのですが、最初にお話しした通り、私の場合は夏場にも穿いていました。
めちゃくちゃ汗かいたジーンズを洗わないのはやっぱり清潔ではないですよね。しばらくすると若干臭いがしてきます…。
長く使える服だからこそ、菌を増やして生地を痛めてしまわないように、2ヶ月に1回ぐらいは洗っていました。
全体的に綺麗なカイハラブルーの出ている感じとかはこの頻度によるものかなぁとも思います。
洗濯の流れ(1):酢と塩を大さじ1ずつ入れた水に1時間漬け込み
これはいろんな流派があるところです(笑)
私も色々と調べたのですが、酢水に漬け込む人と、塩水に漬け込む人と、両方に漬け込む人とがいました。
なんでこんなことをするかというと、色落ちを防ぐためです。
え、ジーンズは色落ちさせるものじゃないん?それがいいんじゃないん?
たしかにジーンズは色落ちを楽しむものなんですが、濃淡差を出すこともマニアにとっては大事なんです。
“ヒゲ”や”ハチノス”などの色落ちはコントラストが強くでるからこそ、綺麗に見えます。
ただ洗濯するにあたって、洗剤を使うとどうしても全体的に徐々に白くなっていってしまうんですね。
だから洗濯の前には、染料が落ちにくいよう漬け込むんです。
洗濯の流れ(2):オシャレ着用洗剤を使う
これも大事なポイントです。
我が家では、ニットもシャツも嫁の服も、基本的には普通の洗剤で洗っています。
でもジーンズだけは”オシャレ着”です。
なにも知らない同棲したてのイズミが私のジーンズをそのまま洗おうとした時には慌てて止めました(笑)
やっぱり全体的に色褪せた、うすーい水色のジーンズってイケてないおじさんが穿いてるイメージありますよね。
そうなってしまわないよう、洗剤はおしゃれ着用をつかいましょう。
洗濯の流れ(3):裏返して1つずつ網に入れる
“オシャレ着”なんで当たり前のことですよね。
洗濯槽や、他の衣類と擦れて色落ちさせたくはありません。
洗濯の流れ(4):干す前に糊付け
ここは個人的なこだわりポイントです。
毎回洗い終わったジーンズを風呂場にもっていき、裏側に洗濯糊を塗っていました。
wawというのも、”ジーンズは最初の洗濯までに型をつける”というのを聞いたことありませんか?
しっかり自分の体に合わせたシワで色落ちをしていくように、洗濯前にクセづけるんです。
そのファーストウォッシュまでの期間を半年とか1年とか開ける人もいますよね。
ただ、さっきお話ししたように、汗だくになる環境で穿いていたので、洗濯する必要があった私は、洗濯後に再度糊付けをするようにしていました。
乾燥するとそれはもうバッキバキです。うち太ももの縫い目に糊をつけてしまうと、擦れてめちゃくちゃ痛くなるので、やろうかなと思った方は注意して下さい。
でも、そんな風にバッキバキにすることで、またシワができやすくなるんですよね。
実はユニクロジーンズは他の本格的なジーンズと比べるとかなり薄くて、ストレッチが効くようになっています。
そのため、本来シワができにくく、濃淡差ができにくいジーンズなのですが、綺麗な色落ちを目指すのであれば糊付けをして、あえて吐きにくいジーンズにするのもオススメです。
おしゃれは我慢!
洗濯の流れ(4):逆さにして日陰で干す
最後は逆さにして、日陰で干します。
逆さにするのは乾きやすいため、日陰にするのは色褪せるのを防ぐためです。
といった感じで、洗濯をしていました。ここまでユニクロジーンズに愛情を注ぐ人ってなかなかいないんじゃないですかね?
でも、その甲斐あって、綺麗な色落ちになってるんじゃないかなぁと今は思います。
コスパ最強ジーンズは ユニクロジーンズ に決まり!
いかがだったでしょうか?ユニクロジーンズ買ってみようかなと思われる方がいたら、とっても嬉しいです。
5,000円以下で買えるのに、あの色落ちってたまらなくないですか?
ユニクロジーンズを愛でながらお酒が飲めそうなレベルです(笑)
最後に1つ正直な話をすると、ここまで散々ユニクロジーンズをオススメしてきた私ですが、実は今は違うブランドのジーンズを穿いています…。
おい!話が違うじゃないか!どういうことなんだ!説明しろ!
というのも、筋トレのし過ぎにより、スキニータイプのジーンズが穿けなくなってしまったんですよね。(まさかの誤算)
そして、その買い替えのタイミングで、他のブランドも知りたい!もっとジーンズに詳しくなりたい!という思いで、1本20,000円ほどのジーンズに乗り換えました^^;
でももちろん、ユニクロジーンズは捨てていません。しっかり保管しています。
見るだけで、その色合いに惚れ惚れとしますし、手間暇かけて作り上げた色落ちの入ったジーンズはもはや私の作品です(笑)額縁にいれて飾りたいぐらい…
このブログのために久しぶりに出してみたらまた穿きたくなりました。
いつかまた穿けるようになったら、続きのエイジングをさせてみたいと思います。
ちなみにユニクロジーンズの約5倍の値段だった現役ジーンズたちですが、まだまだ色落ちも全然なく、正直ユニクロジーンズほどの魅力を感じきれていません(笑)
そのうちこちらも味が出てきたらレビューしてみたいと思います。
ではでは