『 M1 Macbook air × 動画編集 & adobe2ヶ月使い倒してみた』
1月に届いた M1チップ搭載の Mac book air ですが、SAWA_LOGでの発信が増えてきたことや、3月からフリーランスになったことで、より使う機会が増えてきました。
今では毎日のように向き合っているM1 Mac book air ですが、実際に使ってみてどうなのか?動画編集やadobeソフトの動きはどうなのかを今日はレビューしていきたいと思います。
私の M1 Macbook air
まず私が買った M1チップ搭載のMacbook air がこちら。
スペックは
- apple製M1チップ搭載
- 8コアCPU, 7コアGPU
- メモリは16GB
- ストレージは1TB SSD
価格は20万円きるぐらい、でした。
もともと動画編集できるようなPCを探していて、15万円程度のものをマークしていたので、結果としてはかなり予算オーバー。
しかも、apple嫌いの私が初めてapple製品を買うということで、買うまで非常に悩んだ気がします。
デフォルトではメモリは8GB,ストレージは256GB SSD
ですが、なにせ心配性なので、
いやぁ、買ってみて動画編集ソフトの動きがいまいちだったら嫌だなぁ….
と思い、結局カスタマイズでお値段アップ。
色はスペースグレイ、ゴールド、シルバーの3色展開ですが、すでにMac bookユーザーだった嫁に勧められて、スペースグレイを選択。
結果、全く後悔していません!
その理由をここから説明していきます。
※M1チップに関する詳しい話はこちらで解説されています
⇨https://pcfreebook.com/article/apple-m1-roughly-review.html
Mac book air の良いところ(元Windowsユーザー)
挙動がどうだったかをお話する前に、単純にwindowsユーザーがMacbook airに乗り換えて良かったところを描いてみたいと思います。
軽い!そして薄い!
もちろんwindowsのpcでも軽いpcはたくさんありますが、この性能でこの軽さはもう癖になってしまいますね。
さらにこの薄さ!小さめのバックパックでも、他の荷物スペースが十分残る薄さです。
まだこのPCを連れて、旅行に行ったりはしていませんが、旅先でも動画編集、写真編集できそうな感じですね。
このサイズ感だとカフェで取り出すのが恥ずかしくないというメリットも。
これまでのPCは分厚くて、大きかっただけに、
あいつのPCでかすぎだろ。。。恥ずかしくないのか???
なんて周りの人に思われそうで、なかなかカフェで作業はしづらかったんですよね。
湘南に引っ越したら海沿いで作業するのもいいなぁと思ったり。(砂が心配ですが)
映像の綺麗さが尋常じゃない
前からMacbookをずっと使っている人であれば、「何言ってんだ、当たり前だろ」と思われるようなことかもしれませんが、映像が綺麗すぎるんです!
初めて開いた日に、youtubeをひらいて、まずyoutubeトップにでていた動画広告の綺麗さに驚いたのを今でも覚えています(笑)
これまでのPCだとせっかく動画編集、写真編集に時間をかけても、いざスマホやテレビで見た時に色味が違う、なんてことがあったんですが、今はほとんど編集したときの印象でアップロードできるので、とても助かっています。
意外にいける13インチ
今回買うにあたってMac book proは選択肢に入れていませんでした。
- 大幅に予算オーバーしてしまう
- 携帯性が悪い
- airでも十分というレビューをみた
というのがその理由なんですが、1つ心配だったのがディスプレイの大きさです。
もちろんサブディスプレイに繋げば関係ないのですが、それこそ外で編集作業をするときとか小さすぎて見にくいと困るなぁと思ってました。
しかし、実際は全く気になりません。
以前のモデルと比べるとディスプレイの縁が細くなっているようで、ほぼ全体が液晶になっているので、狭く感じることはあまりないです。
それよりもさきほどお話ししたように、コンパクトであることがかなりメリットに感じられるので、airを選んで良かったかなと思っています。
M1 Macbook air × davinci resolve (動画編集)
ここからは各種ソフトでの挙動について少し書いてみたいと思います。
まずはdavinci resolveとの相性について。
私が動画編集に使っているのはdavinci resolveです。
カラーグレーディングに優れ、ソフトとしてもやや重めのソフトなのですが、
ほぼ問題なく動いています。
私の場合、比較するPCがとてもで動画編集できるとはいえないようなスペックのマシンで、最適化ファイル(編集用の軽めのファイル)を使用しても、プレビューがほぼ動かない状況だった為、もう今は快適でしかありません。
書き出し速度も驚きの速さです。他の作業をしながらでも、あっという間に終わっています。
これまで一晩中かかっていたのはなんだったのか…
ちなみに4K動画はまだ使っていないので、FHDの挙動レビューです。
ただ、かなり余裕がありそうに見えるので、4Kでも問題ないかと思います。
一方で”ほぼ”とつけたのは、少し複雑なエフェクトを入れるとプレビュー画面がカクつくことがあったためです。
fusionで簡単なエフェクトを作成して、挿入してもほぼ問題ないのですが、ノイズリダクションなどを挿れたりすると、おや…といった感じです。
まあ一部工夫すれば、他はほぼカクつくことないので、個人的には気にしていません。
もし気になるようであれば、apple製のfinal cut proを使うと良いのかなという感じです。
というわけで、動画編集(davinci resolve)の挙動については、個人的に大満足です。
PCへの負担がかなり大きく、PC買い替えとなった大きな要因でもあるので、その動画編集がスムーズにできる薄型コンパクトマシンとなると、今回の買い替えは大成功だったかなと思っています。
M1 Macbook air × adobeソフト(Lightroom cc , photoshop)
続いて、adobe製品の挙動についてです。
このM1 Mac book 発売に合わせて、各社アプリケーションはM1対応のものをリリースしてきました。
そのため、個人的には使いたいアプリが対応していないということを経験していないのですが、一部、M1未対応のアプリケーションがあるので注意が必要です。
adobe製品に関してはもちろんM1に対応しています。
そのため、使えないということはないのですが、リリース当初は「相性が悪いんじゃないか?」という話がありました。
私は使っていないのですが、adobeの動画編集ソフト premier proなんかも M1 Mac book だと動きがイマイチっていうレビューもでています。
実際私が使用しているのはlightroom CC やphotoshopなんですが、たしかに「あれ?」ってことが実は数回ありました。
落ちてしまうってことはなかったような気がするんですが、固まってしまったり、思ったような動きをしなかったり….ということが^^;
ただそれも最初だけ、です。
最近はゴリゴリ使っていても、ほぼ動作がおかしいようなことはありません。
アップデートの影響ですかね?
各アプリ、今後さらにアップデートが入ってくると思うので、特にM1との相性を考えて、買うのをやめる必要はなさそうです。
値段のことなんて、忘れる素晴らしさ
という訳で、2ヶ月使い倒してきた結果、私にとっては大満足のPCです。
もちろん、windowsからの乗り換えということで、キーボードの位置や、エクスプローラー(finder)の使い方など、戸惑うところは多かったのですが、今となっては慣れてしまって、むしろ仕事用のwindows PCに戸惑います(笑)
当初の予算を大きく上回る値段はしたものの、この使いやすさ、持ち運びやすさ、ディスプレイん綺麗さ、全て加味すれば、むしろ安い買い物だったのではないかとすら思います。
intel製チップを搭載したMacbookを使ったことがないので、「M1 “だから”めっちゃ快適!」とは言い切れないのがなんとも歯痒いところではあるのですが、このMacBookであれば、動画も写真もサクサク編集、書き出しできることは間違い無いかなと思います!
これまで、大のapple嫌いでしたが、製品は悪く無いなぁーと(何様なんだ?)
検討されている方の参考になれば嬉しいです!
では