『Nikon Z30に必要なアイテム | vlog初心者にオススメの機材』
こんにちは、ハヤトです。
先日、我が家にもNikon Z30が届きました。
嫁を洗脳すること、3年半。
ついにカメラデビュー、しかもNikonのカメラを購入させることができました!(笑)
Nikonユーザーとして無事に役割を果たすことができたわけですが、改めて嫁がカメラデビューしたことで気がついたことがあるんです。
それは、カメラというのは買ってすぐに撮影できるわけではなく、必要なアイテムがかなりあるということです。
しかも、写真ではなく、動画撮影、vlog撮影となれば尚更必要となる機材がでてきます。
気軽にvlogが撮れると思っていたのに、買ってみたらややこしすぎる!
そんな方のために、おすすめのvlogアイテムを今日はご紹介したいと思います。
今回の記事では、
Nikonの新型vlogカメラZ30に最適なアイテム、vlog撮影に必須のアイテムをご紹介していきます。
- Z30を購入した(購入する予定)けど、揃えなきゃいけないものが分からない!
- vlog撮影してみたいけど、どうやったら上手く撮れるのかな…
- 失敗なくカメラデビューしたい!
そんな方には是非読んでいただきたいです。
ちなみに私たち夫婦がvlogをアップしているチャンネルはこちら。
Nikon Z30を持ってvlog撮影した動画もあるので、後ほどご紹介します。
vlog撮影に絶対必要なアイテム。
まずは”絶対に“必要なアイテムからご紹介していきます。
vlog撮影するなら必須のアイテムなので、カメラ購入と同時に買っても良いかもしれません。
(1)可変式NDフィルター
まず絶対に購入して欲しいアイテムは、NDフィルターです。
簡単にいうと、レンズのサングラスのようなもの。
これまでカメラを持っていなかった人だと、NDフィルターなんて聞いたことがない…という人も多いと思うのですが、外で動画を撮るのであれば必須のアイテムです。
というのも、動画を撮影するときに使えるシャッタースピードは限られているからです。
写真であれば、晴れた屋外で撮影をしても、シャッタースピードを速くすることで、光の量を減らし、適切な明るさで写真を撮ることができます。
しかし、動画では速すぎるシャッタースピードを使うことができません。
そもそも動画というのはパラパラマンガのように写真をたくさん撮影し、それを連続して見せることで作られています。
そのため、写真のように1/300,1/500,1/1000とかなり速いシャッタースピードを使って動画を撮影した場合、それだけ細かく切り取られた画で映像が作られることになります。
なにが困るのか。
それは人間の目の能力と差が生まれてしまうことなんです。
普段、私たちの目が映し出す映像はそこまで細かい画で作られていません。
そのため、細かく切り取られた絵を連続して見せられると、直に目で見るような”ブレ”がないため、不自然に感じてしまうのです。
結論、動画を撮影するときのシャッタースピードはほとんどの場合、最速でも1/200ほど。
となると、外では光の量を減らしきれず、明るすぎてしまう、白く飛んでしまうことになるんです。
そこで必要なのがNDフィルター。
シャッタースピードで光の量を制限できない分、NDフィルターで光を制限してあげます。
実はこのNDフィルターも大きく分けると、可変式のものと、そうでないものの2つがあります。
可変式でないものの方が、色ムラや色の変化がなくて綺麗に撮れるのですが、動画を撮る場合は可変式がおすすめです。
というのも、太陽に対して撮影する向きを変えたり、途中で室内に入ったりするとその度にNDフィルターの濃さを変更する必要が出てくるからです。
そのたびにつけて外してするのはとても大変ですよね。
可変式であれば、2層式になっていて、片方を回すとNDの濃さが変わるのでとっても便利ですよ。
おすすめはこちら。
なにより安い!そして色ムラも出にくいので、とってもコスパの良い商品です。
レンズフィルターっていろんなブランドが出していて、どれを選べばいいのか分かりづらいのですが、実際に私たちも愛用しているこちらのNDフィルターがおすすめです。
(2)メモリーカード
動画撮影だけではありませんが、カメラを買ったら必要になるのはメモリーカードです。
今回のNikon Z30にはvlog応援キャンペーンとして、64GBのSDカードがついてくるものがありましたが、正直64GBだと少し心もとないところ。
僕の場合、vlog撮影では256GBのSDカードを使用していて、旅行などの時には2枚以上持っていくこともあります。
実際に先日Z30を使って妻が1日撮影をしたところ、64GBのSDカードだと4Kで撮影して1時間分の映像を記録することができました。
vlog撮影に慣れてくると撮影すべきポイントがわかってくるので、容量を節約することもできますが、最初のうちは色々と撮りたくなるもの。
今後のことも考えて256GB、もしく最低でも128GBのものを揃えておくことをオススメします。
ちなみに動画撮影の場合、どのSDカードでも良いというわけではなく転送速度が重要です。
特に4Kで撮影したい!と思っている方は、転送速度が遅いカードを用意してしまうと、撮影後保存するのに時間がかかってしまい、次の撮影に入れなくなってしまうので、転送速度もしっかり確認しましょう。
4Kで撮影するのであれば、UHS スピードクラス 3 (30MB/秒の最低転送速度) 以上のカードが推奨されています。
おすすめはこちら
他のブランドに比べると安価ですが、転送速度も速く、使っているユーザーの多いSDカードです!
(3)予備バッテリー
必須、とまでは言いにくいのですが、vlog撮影をするのであれば、予備バッテリーの用意はあった方が良いと思います。
カメラで動画の撮影を行うと、予想以上にバッテリーが早く消耗していきます。
特にZ30のような軽量小型ミラーレスとなると、バッテリーの大きさも軽量化されていて、その分、消耗も早いです。
実際に妻とvlog撮影に行った日は僕が使っているZ6IIよりもZ30の電池消費が激しく、半日持ち歩いて目盛り3/4消費していました。
もちろんモバイルバッテリーからUSBを使って充電することもできるのですが、いちいち充電したり、充電の間の撮影しづらさを考えるとあまり現実的ではありません。
最低でも2本、十分に備えておきたい場合は3本は持っておいた方が良いでしょう。
Z30用バッテリー EN-EL25
あると便利!Z30におすすめのアイテム。
ここからは”絶対に”ではないものの、vlog撮影にあった方が良いアイテムをご紹介します。
(1)レンズフィルター
カメラの世界では、「レンズは資産」と言われるほど、カメラ本体よりレンズを大切にすべきだという考え方があります。
というのも、カメラ本体は使っているうちに故障してしまったり、古くなって手放す可能性があったりしますが、レンズというのは同じマウントを使っている以上、使い続けることができるんですよね。
そんなレンズを傷つけてしまったら、一大事。
特に初心者のうちは、カメラをぶつけてしまったり、落としてしまったり。
その時にレンズが割れてしまうなんてことも起きかねません。
そんなもしもを防ぐのがレンズフィルターです。
これをつけておけばレンズ本体に、傷がついたり、汚れがついたりするのを防げますし、万が一落としてしまった時にもレンズ自体が割れるという可能性を下げることができます。
動画を撮影する場合、NDフィルターと交換しながらというのが少し手間にはなりますが、レンズは資産、しっかり保護しておきましょう。
おすすめのレンズフィルター
(2)手持ち三脚
Z30をニコンダイレクトで購入するとついてくる(なくなり次第キャンペーン終了)のが、この手持ち三脚。
smallrig社のトライポッドグリップ3070という手持ち三脚なんですが、これ、あると結構便利です。
とっても軽いので、自撮りをするのにも便利ですし、どこかにおきながら撮影するのにも便利です。
実際これがなくても自撮りはできるのですが、カメラのグリップを持つと画角が狭くなってしまったり、自分の写る位置が端によってしまったり、少しやりづらい感じに…。
単品でも¥5,000ほどなので、自撮りするvlog撮影を考えている方にはオススメです。
他にもカメラ用の手持ち三脚はたくさんありますが、軽くてコスパの良いものとなると少ないので、Z30,Z50,Zfcユーザーの方は揃えてみては?
(3)バッテリー充電器
なんとZ30にはバッテリーチャージャーがついていません。エコのため?コスト削減?
僕のZ6IIにはついてきたので、これにはびっくり。もちろんUSBで充電はできるのですが、さすがに不便ですよね。
先ほどお話ししたようにvlog撮影するならバッテリーは最低3つがオススメ。
USBを挿したカメラにいちいち入れ替えながら充電するなんて大変です。
ということで純正のバッテリー充電器がこちら。
僕の場合、家で充電する時だけでなく旅行先にも充電器は持っていくのであった方が良いアイテムだと思います。
(4)液晶保護フィルム
これも貼らないといけないわけではないですが、液晶の保護フィルムも一応貼っておいた方が良いと思います。
スマホのように頻繁に触るわけではないので、気にならない方もいるかもしれませんが、液晶は傷ついたり、汚れたりする可能性があるので、貼っておいた方が安心ですね。
Z30専用 液晶保護フィルム
(5)外部マイク
Z30の場合、カメラについているマイクがかなり優秀です。
実際外で収録した音を聞いても、しっかりと撮影している人やその周りの人の声を拾ってくれて、驚くほどに良かったです。
キャンペーンでsmall rig のウィンドマフがついてきたので、風切り音も気になりません。
ただ、内臓マイクなので、指向性はあまり強くありません。
指向性と言うのはある一方の音を拾う力です。指向性が強いマイクを使うことによって、拾う音の方向を制限することができ、余計な音をカットすることができます。
例えばvlog撮影で、誰かを撮影しているときはその誰かと自分の声だけしっかり入れば良いですよね。
周りの車の音など環境音はカットしたいところ。
そうなってきたら指向性の強い、外部マイクをつけることをおすすめします。
vlogにおすすめなのはこのゼンハイザーのmke 200。コンパクトながら評価の高い本格的なマイクです。
(6)カメラケース(カメララップ)
カメラを持ち歩く時、カバンにそのまま突っ込んでしまうのは危険です。
という僕自身もつい最近まで、わりと直に突っ込んでいたのですが、見事に外装にヒビが見つかりました….。
カバンにそのまま入れるとどうしても他のものとぶつかってしまい、傷がついたり、汚れたり。
せっかく買ったカメラです。カバンに入れるときもこういったカメラケースを使って、保護しておきましょう。
なんだかお洒落じゃないなぁと思った方にはカメララップがおすすめ。
カメラの周りに巻いて保護するタイプのものですが、これなら肩からぶらさげててもオシャレですよね。
(7)保険
最後に紹介するのはアイテムではなく、保険です。
Z30はレンズキットで12万と、最近のミラーレスカメラの中ではお手頃価格。
ですが、持ち歩くとなると怖いのが故障や盗難ですよね。カメラは精密機械なので、修理となっても高額になるケースが多いです。
そんな心配には保険で備えておきましょう。
おすすめは楽天超かんたん保険の持ち物サポートプランです。
僕も今のカメラを購入してからこの保険に入っているのですが、年間2,730円でカメラ本体だけでなくレンズの故障、盗難にまで備えることが出来ちゃいます。
1年分の安心を買えると思えばお手頃なのではないでしょうか?
しっかり備えて、Z30で充実のカメラライフを!
ということで今回はZ30に最適なvlogアイテムをご紹介してきました。
もちろん、今回ご紹介したアイテムは他のカメラでカメラデビューをした方にもオススメです。
カメラ買ったばかりなのにまた出費…と思われるかもしれませんが、良い映像を撮るため、せっかく手にしたカメラをずっと使っていくため、必要なアイテムたちです。
愛機と良いカメラライフを送るためにもう一踏ん張りしましょう(笑)
ではでは。
↓Nikon Z30を持って出かけたvlogはこちら!
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