こんにちは、ハヤトです。
モノやお店の紹介が多かった最近のこのブログですが、久しぶりに湘南移住に関してのお話をしたいなと思います。
夏に入ってから、ここ湘南エリアでは各地域ごとにお祭りが開かれていて、出店やお神輿、盆踊りなど、コロナ前のにぎやかさが徐々に戻りつつあります。
先日、私たちも逗子の亀岡八幡宮の例大祭に遊びにいってきました。
4年ぶりのお神輿
逗子は鎌倉の隣にある街で、人口5万人ほどの街。
大型スーパーもあり、電車の駅もあるので、田舎かというとそこまでではないですが、道路も狭く、街を歩けば知り合い同士が顔を合わせるよう小さな街です。
そんな街で4年ぶりに行われたのが、氏神様、亀岡八幡宮の例大祭。
お神輿が街中を練り歩く、街の一大イベントですが、コロナ禍では開催が自粛されていました。
ちなみに、私たち夫婦は今年で湘南移住して3年目なので、もちろん初めて行くお祭りです。
逗子の街中にはお神輿のタイムスケジュール表が張り出されており、どうやら昼過ぎから始まるようでした。
夕方ごろに行ってみると、地域の名前が背に入った法被を着た人たちが道を急いでいる様子が。この数年間はあの法被も着られる機会がなかったんだなぁと思うと感慨深いものがあります。
お神輿は神社を出発して、各商店街を通り、再び夜に神社へと戻るルート。お神輿の前には祭囃子が先導していました。
昨年の葉山・森戸神社の例大祭でも思いましたが、通行止めをほとんどしない(できない)というのが独特だなと思います。
通行止めにしてしまうと他に通る道がない、もしくはあってもその道が大変な混雑になってしまうというのが理由だと思うのですが、道が狭いので、車はお神輿が通過するのを待つ状態になります。
お祭りで知り合いと出会う感覚
亀岡八幡宮の例大祭はJR横須賀線「逗子駅」の前と、亀岡八幡宮の境内がメインエリア。
そこまで広くない敷地に、屋台が所狭しと並んでいました。
よく見かけたのは子供たちや学生さんが偶然学校の友達と遭遇しているシーン。
個人的にはこの感じがとっても好きなんですよね。
普段学校では何とも思っていない相手でもお祭りで会うと少しドキッとしてしまうあの感覚…?笑
なんとも甘酸っぱく、懐かしい時代を思い出させてくれます。
同じように大人たちが友人や近所の方と顔を合わせて話し込むシーンもたくさん見かけたのですが、思い返してみると、横浜に住んでいた時はそういった光景を見ることがほとんどなかったんですよね。
都市部はそもそも地域の住民が多かったり、関係が希薄だったり、お祭りがあっても “その町の”という感じがなくて沢山の人が集まるお祭りだったりするからかなと思います。
だからこそ、こうした町に住んでいると日常的にもそんな光景が見られて、町の温かさ、人と人とのつながりを感じます。
私たちにはまだ偶然会って話せるような知り合いもいないのですが、そのうちそんな繋がりが出来たらもっと楽しくなりそうだねと二人で話していました。
なくなってほしくない文化
4年ぶりに復活した今回の逗子・亀岡八幡宮の例大祭。
今年は同じように多くのイベントが復活をしてコロナ前の様相を取り戻していますよね。
でもその一方では資金難によって開催が断念されるイベントや、会場の保安面からイベント自体が再考されているというのも見かけます。
1つの小さなお祭りであっても、再び復活をさせたり、毎年継続して開催するのは容易ではないのだと感じました。
最後に、今回行ったお祭りで、20代前半ぐらいの方たちがお酒を片手に、久しぶりの再会を楽しんでいる光景を目にしました。
聞くわけにはいかないので、どんな間柄なのかは想像でしかないですが、「久しぶり!」と声を掛け合っている様子…。
もうずいぶん昔になくなってしまった僕の地元のお祭りも、もし続いていたなら、友人とばったり会って、お酒を楽しむなんてことができたのかなと連想して、この街に住む子どもたちや若い方がうらやましくなりました。
大人の事情からすると難しい部分はたくさんあると思うのですが、やっぱりこうした文化はなくなってほしくないなと思います。
そしていつか自分たちに子どもが出来たら、お祭りで見た子どもたちや学生のように、偶然クラスメイトとお祭りで会ったり、大人になって久しぶりの再会を味わったりしてほしいなと思いました。
なんとも抽象的な内容になってしまいましたが、この”町の温かさ”を感じるというのも湘南エリアの良いところです。
ではでは。
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