『【2024】首都圏版・住み続けたい街TOP5入り!葉山・鎌倉・逗子の魅力を解説。』
こんにちは、ハヤトです。
以前、こんな記事を書きました。
2022年に『住み続けたい街ランキング(首都圏版)』の1位となった葉山町の魅力について紹介した記事です。
私たちも湘南移住後に葉山を好きになり、よく行くこともある場所だったので、魅力が伝わるように力を入れて書いたのを覚えています。
実はこの記事を書いた後に『住み続けたい街ランキング(全国版)』も発表され、なんと葉山はそこでも1位に!
そして、続く2023年も首都圏版・全国版で1位、最近発表された最新の2024年首都圏版でも1位となりました。
これで首都圏版は4年連続の1位。全国版でも3年連続となるかどうか期待が高まります。
さて、今回は『住み続けたい街ランキング(首都圏版)』で、葉山と同じく上位に入った湘南の街に注目して書いていきたいと思います。
2024年の首都圏版では、葉山町の他に、鎌倉市(2位)と逗子市(4位)がTOP5にランクイン。
鎌倉市は2022年から3年連続の2位で、逗子市も2022年から4位⇒3位⇒4位と常に首都圏版で上位にランクインしているほか、全国版でも常に上位に入ってきている自治体です。
葉山町、鎌倉市、逗子市はどの街も実際に私たちが行く機会が多い、馴染のある湘南の街なので、街の魅力や特有の雰囲気などをお伝えできればと思っています。
ということで、
今回の記事では、
『住み続けたい街ランキング2024』でTOP5にランクインした、葉山・鎌倉・逗子の魅力についてお話ししていきたいと思います。
- 住み続けたい街ランキング上位の街ってどんな街?
- 葉山や鎌倉、逗子の街の魅力を知りたい
- それぞれどんな特徴がある街なんだろう?
そんな方には参考にしていただけるかと思います。
Our profile
- 大好きな海のある暮らしを求めて湘南に移住したアラサー世代の夫婦。
- 賃貸物件にて夫婦2人と保護猫2匹で生活。
- ブログの他、YouTube / instagram / x / podcastで湘南エリアの魅力と海のある暮らしについて発信中。
- 夫婦で映像制作事業 Sea side studio CREMO を運営。ウエディングムービーや店舗お店のプロモーションムービー、ファミリームービーなどを制作。(ご相談受付中!)
住み続けたい街ランキングって?
まずは最初に『住み続けたい街ランキング』とはどんなランキングなのかについてご紹介しておきます。
『住み続けたい街ランキング』は「いい部屋ネット」でおなじみの大東建託が毎年発表しているランキングです。
引用:大東建託 住み続けたい街ランキング (https://www.eheya.net/sumicoco/2024/continue/)
2020年から調査が開始され、毎年5万人ほどが回答。
『住み続けたい街ランキング』は「今住んでいる街に、ずっと住んでいたいと思う」という設問に対して、【そう思う=100点】から【そう思わない=0点】の5段階で評価をしてもらい、その回答の平均値で作成されています。
他にも『街の幸福度』や『誇りがある』『愛着がある』などの調査があわせて行われています。
同じようなランキングでリクルートが実施している『住みたい街ランキング』というのもありますが、こちらは住んでいるかどうかにかかわらず回答できるもので、どちらかというと憧れ要素が含まれるものかと思います。
一方の『住み続けたい街ランキング』は実際に住んでいる人の意見が反映されるため、よりその街のリアルな評価が反映されたものになっています。
そんなランキングで上位に入り続ける、葉山・鎌倉・逗子の3自治体。
一体、どんな魅力がある街なのか、それぞれご紹介していきます。
【逗子市】生活しやすさ抜群。家族層も安心の街。
【逗子市の住み続けたい街ランキング】
2021年:首都圏版 2位 / 全国版 4位
2022年:首都圏版 4位 / 全国版 14位
2023年:首都圏版 3位 / 全国版 9位
2024年:首都圏版 4位 / 未発表
知名度は劣るが暮らしやすさは圧勝?
鎌倉や葉山と比べると知名度こそ劣るものの、首都圏版・全国版ともに上位へのランクインが続いている逗子市。
海までは駅から15分ほど、山も川もあり、自然に囲まれた小さな街です。
電車はJRと京急線の2路線を利用でき、駅の近くには大型スーパーやドラックストア、ファストフードのほか、生活に便利な商店も充実しています。
個人的には観光地である鎌倉や、電車が走っていない葉山以上に暮らしやすい街なのではないかなと思っています。
昔ながらと今が交わるのが逗子の魅力。
逗子の街を歩くと多く見かけるのが昔ながらのお店。
八百屋さんに、クリーニング屋さん、魚屋さん、お弁当屋さん、お菓子屋さん、定食屋さんなど。
どこもこの街に愛され続けているお店ばかりで、寂れることなくいつも賑わっています。
イベントも、京急線「逗子・葉山」駅の近くにある亀岡八幡宮の例大祭や、2024年で67回目を迎えた花火大会といった伝統的なものが残っていて、ところどころに昔ながらを感じられる街。
一方で、大型スーパーがあったり、綺麗な病院やカフェがあったり、新しい飲食店ができたり、毎年GWには若者で賑わう逗子海岸映画祭も開催されています。
古き良きだけでなく、今どきな雰囲気も共存しているのが逗子の特徴です。
ファミリー層が多い街。
そんな快適さと伝統の交わる街だからか、ファミリー層が多く住んでいる印象もあります。
たしかに、子どもがいる家庭なら大型スーパーは重要ですし、いざというときに連れていける病院があるというのも重要ですよね。
又、お祭りや花火大会、街の商店など、昔ながらの良い雰囲気を子どもに味わってほしいというのも親としてはあるのではないでしょうか。
わが家にも最近子どもが生まれたばかりなのですが、子どもを育てるなら逗子はちょうど良い街なのではないかと思っています。
海や山、川といった自然に恵まれた環境、商店に行けば街の人の温かさも感じられ、暮らしには不便しない街。
将来的に子どもが通学することや、仕事のことを考えても、電車が通っているという安心感がありますよね。
住み続けたいと思う人が多いというのは十分納得できます。
【鎌倉市】歴史感じる人気の観光地。地元感溢れる側面も。
【鎌倉市の住み続けたい街ランキング】
2020年:首都圏版 14位 / 全国版 29位
2021年:首都圏版 3位 / 全国版 5位
2022年:首都圏版 2位 / 全国版 7位
2023年:首都圏版 2位 / 全国版 5位
2024年:首都圏版 2位 / 未発表
歴史と自然に囲まれた恵まれた環境
葉山や逗子にはない、鎌倉の特徴といえば、やはり歴史です。
鶴岡八幡宮を中心として、かつて幕府が開かれた街だけに、多くの寺社仏閣が残っている鎌倉。
「歴史には興味ないなぁ」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、大人になって久しぶりに訪れてみると、その風情を楽しめるようになっていて、意外と楽しめることも多くあります。
そしてそういった寺社仏閣の魅力といえば、春は桜、梅雨は紫陽花、秋は紅葉…と季節ごとに綺麗な景色も楽しむことができる点です。
各シーズン観光客にも大人気の鎌倉の名所に気軽に脚を運べるのは、鎌倉暮らしの大きな特権と言えるかもしれません。
又、駅から海までは徒歩20分ほどと少し距離はありますが、左右に大きく開けたビーチは壮大さがあり、いつ見ても良いなと思う景色です。
海街ならではの人の繋がりも。
観光地としての側面が強い鎌倉ですが、人と人との繋がりが強い街でもあります。
その理由の1つは七里ヶ浜や由比ヶ浜を中心にサーフィン文化が根付いているということ。そしてもう1つは地元民が集う小さな飲食店が充実しているということだと思います。
昨今の都会では味わいにくくなっている、人と人との繋がりですが、やはり住んでいるうちに人と人との繋がりが増えていくと街への愛着が高まるのではないかと思います。
逗子や葉山にも言えることですが、海がある、自然があるというのはそういった人と人との繋がりに大きな好影響をもたらしているのではないかと思います。
人気観光地であることはデメリットだけじゃない
最近よく聞く「オーバーツーリズム」の問題。鎌倉もその影響を受けている1つの街です。
休日は道路も電車も混雑していますし、桜や紫陽花が見頃の時期や初詣の時期には、鎌倉駅前を中心に多くの人が訪れています。
となると、
住むには不便なのでは?
という話も出てくるのですが、個人的にはデメリットだけではないと思っています。
たしかに休日に移動する際には混雑に巻き込まれますし、買い物に行くにも、食事に行くにも、ストレスになる可能性はあります。
ただ、それだけ人気のエリアとなると、飲食店や雑貨店など新しいお店もできやすくなります。
実際、鎌倉には美味しい飲食店がたくさんありますし、年中訪れてもネタ切れすることがないぐらい新しいお店が続々と登場しています。
最近はお洒落なカフェも増えていたり、見ていて楽しい雑貨店ともたくさん出会います。
そういった新しい風が入りやすいというのは、多くの人が訪れる街ならではだと私は思います。
人気のスポットにも行けて、地元のローカルな空気感も味わえる。
逗子とは少し違うハイブリッドの形ですが、住んでいる人の満足度が高い理由がわかります。
【葉山町】地域の繋がりが温かい。心地よさ感じる街。
【葉山町の住み続けたい街ランキング】
2021年:首都圏版 1位 / 全国版 3位
2022年:首都圏版 1位 / 全国版 1位
2023年:首都圏版 1位 / 全国版 1位
2024年:首都圏版 1位 / 未発表
さて最後は首都圏版だけでなく、全国版でも1位を獲得している葉山町について魅力をお話しします。
「高級住宅街」「お金持ちが住む街」というイメージがある方も多いかもしれませんが、実際に訪れてみると住みたくなるような街なんです。
電車がないことが最大のメリットに。
先に紹介した逗子や鎌倉と違う大きな点は、電車が走っていないことです。
最寄り駅は逗子駅なので、観光で行こうと思っても、逗子駅からバス、もしくは、車でしか行くことができません。
これは一見、住むには大きなマイナスポイントにも思えます。
在宅ワークの人であっても人付き合いのために電車を利用することはあるでしょうし、子どもが高校や大学に通学するのにはかなり不便です。
ただ、私はこの「電車が走っていないこと」に葉山の最大のメリットがあると思っています。
というのも、電車が走っていないおかげで、人と人との繋がり、街の温かさが強く残っていると思うからです。
たしかに逗子や鎌倉にも人と人との繋がり、街の温かさはあるのですが、葉山のそれと比較すると大きく違います。
葉山は一言でいうと「昔ながらの田舎のような温かい街」という雰囲気があります。
鎌倉のように多くの人が出入りする観光地であったら。逗子のように暮らしの便利さがある街だったら。
きっとこうはなっていないと私は思います。
実際住むことを考えるとどうしても電車が走っていないことがネックに思えてしまいますが、それでこそ葉山だとも言えるのです。
祭りに花火大会。人としての心地よさを感じる。
葉山の繋がりや、温かさを感じられる、とっておきの機会があります。
それは、森戸神社の例大祭です。
こちらのブログでも以前記事としてアップしていますが、このお祭りこそ葉山の良さをぎゅっと凝縮した時間が味わえるイベントだと思います。
仕事を休んでも神輿に参加する大人たち、偶然顔をあわせて話し込むママ友・パパ友。楽しそうに同級生とお祭りを巡る子どもたち。
「ああ、こんなお祭り、いいな。」
とふと感慨深くなってしまうのが森戸神社の例大祭です。
自分は葉山の住人ではないのですが、様子をみていると、たいていみんな知り合いなんですよね。
それがなんとも羨ましい空気感というか、温かさを感じるというか。
地域のお祭りのそもそもの形ってこうだよなと思わされるイベントです。
又、7月に行われる花火大会も、決して打上数が多かったり、大きな花火があがるわけではないのですが、そのこぢんまりとした感じが逆に風情を感じられて、とても素敵な花火大会です。
他にも、毎年開催の盆踊り祭りでは、海水浴の時間帯が終わった森戸海岸に、地域の人達が集まり、盆踊りを踊ったり、海の家でご飯をしたり。
私の語彙力では、その雰囲気をとても一言では言い表せないのですが、この街に仲間入りしたいと強く感じられる雰囲気があります。
この景色が街の誇り。
葉山といえば、やはり景色の良さも1つの特徴だと思います。
鎌倉や逗子も海の街ということで、素晴らしい景色がある街ですが、葉山の景色は頭1つ抜けている気がします。
山と海が重なる夏の景色はどこか小学生の夏休みを思わせるような景色。
江の島が正面に見える葉山の海岸から見るサンセットは特別感すらあります。こんな夕日を見ながら語り合う青春時代が送りたかった…(笑)
私自身も都市部に住んでいるときは、日常的に景色を意識したことはなく、素敵な景色のある街で暮らすということのメリットを知りませんでした。
ただ、湘南の街に住んでからはその恩恵を常々感じています。
仕事に行き詰まった時、なにか思い悩んだ時、家族と語り合いたい時。
素敵な景色を見ると、心の中のつまっていたものがスッと取れるような感じがして、心が晴れる感覚になります。
ふとした瞬間に素敵な景色を目にすることのできるというのも、葉山に住む方の誇りなのではないでしょうか?
納得!湘南の住み続けたい街。
ということで、今回は「住み続けたい街ランキング2024(首都圏版)」でTOP5入りした3つの街を紹介してきました。
葉山・鎌倉・逗子という街は私たち夫婦にとっても、非常に馴染み深い街で、その魅力を知っているだけに、このランキングはとても納得感が強かったです。
3つの街はどれも海沿いの街ということでは共通していますが、それぞれカラーが異なります。
逗子なら暮らしの充実、鎌倉なら歴史と観光地、葉山なら地域のつながりと景色。
それぞれに良さがあって、実際住んでいる方たちもその街を好きなんだなぁというのを感じられます。
いきなり引っ越すというのはなかなかハードルが高いですが、ぜひこの3つの街に脚を運んで、その魅力を体感してみてください。
1日遊びに行くだけでもきっとその街に住みたくなる空気感を味わえるはずです。
ではでは。
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