突然の別れ -想いの記録-

江ノ島の夕日

「突然の別れ -想いの記録-」

こんにちは、ハヤトです。

先日、最も親しかった友人が亡くなりました。

こんな話をブログにアップするかどうかは迷ったところなのですが、一つの大切な想いの記録として書いてみたいと思います。(つらつらと思うことを書くので、読みづらかったらすみません。)

彼との出会いは高校1年生の頃でした。部活も入っておらず、どちらかと言えば怠けたがり。その頃から親と同じ公務員になりたいと話していました。

駅前のマックで時間を潰したり、彼の家まで駅から30分以上のバスに乗って泊まりにいったこともとても懐かしいです。

お互い大学は別々、公務員になった彼と、大卒でバリスタになった私。

やたら茨の道を進みたがる私とは考えが違う部分も多々ありましたが、どこか芯の部分が似ているような気がして、居心地の良い相手でした。

他の人が「大丈夫なの?それ」っていうような突拍子もない決断も、「お前らしいな」って言って笑ってくれるような理解者でした。

月に1回以上は飲みに行っていて、2人の中間地点の小規模チェーン店が行きつけに。

いつからか食べ歩き、ならぬ、飲み歩きをすることにも2人でハマり、みなとみらいや江ノ島といったところを歩きながらお酒を飲むようなこともしてました。

lineのやりとりはほぼ毎日。テレビをみていて「この子かわいいよね」とか、野球の試合についてとか、ラーメンの話とか本当にくだらないことを話していました。

そんな彼の訃報を受けたのは先週土曜日。

一度だけ彼を含む3人で飲みに行った、彼の大学の友達からの電話でした。

これまでその友達から電話をもらったことがないこと、木曜に送ったlineに既読すらついていなかったことなど、伝えなければいけないことがあるという前置きをもらったことで、もしかしたら…と思いました。

いざ電話口でその言葉を聞いても、驚きも、悲しみも、なにも感情は出てこず。ただ、震えだけが止まらなかったです。

特に病気もなかったのですが、突然倒れてそのままだったそうです。

私と同じ28歳です。

実感がわかないとはこのことでしょうか。

正直、これを書いている今でさえ、「これは夢なんじゃないか」とか、「何事もなかったようにlineが来るんじゃ無いか」とか、思わずにはいられません。

今だって、つい思ったことをlineで送ろうとしてしまいます。

当たり前ですが、こんな別れになるとは想像していませんでした。

これからも一緒にお酒を飲めると思っていました。

もっと歳をとっても、くだらない話で笑い合えると思っていました。

次はどんな彼女が彼に出来るのか楽しみにしていました。

イズミとも3人でご飯行ったことがあるので、「新居に呼べたらいいね!」なんてちょうど話していたんです。

今年の結婚式でご祝儀をもらうつもりが、まさか自分がご香典を持っていくことになるとは。

ここまで連絡を取り合う友人は他にはいないので、まさに心に穴があいてしまったような状態です。

最後に会ったのは昨年の年末。

2人でよく行くラーメン屋とか飲み屋に行こう行こうと話していたものの、コロナの影響で平日休みになった彼とはなかなか休みが合わず、今年に入ってからは会えていませんでした。

今なにを思うんでしょう彼は。

「今月からフリーランスになったんだよ」と言ったら、「お前らしいな」って言ってくれるんでしょうか。

「引っ越しに結婚式に貯金が大変な時期に、喪服なんて買わせるんじゃねえよ」と言ってやりたいです。

歳とって体にガタが来て生き続けるより、好きなだけ飲んで好きなもの食べて早く死んだほうがいいなんて何度か言ってましたが、さすがに早すぎるだろと。

別れは本当に突然なんだなと痛感しました。別れが来ることが分かっていたら、伝えたいこと、伝えないといけないことがもっとあったんですけどね。

とりあえず週末の葬儀で、お別れをしてきます。

「俺はまだまだ頑張るから」

「お前が味わえなかった、幸せとか喜びとか全部味わってやるから」

「天国で好きなもの食べて、好きなだけ飲んで、ゆっくり休めよ」

「お前がいたから、ここまでこれたよ。ありがとう。」

まとまりがなく、すみません。

1日1日を大切に、関わる人1人1人を大切に、生きていきたいと思います。

ではでは

江ノ島の夕日

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